ごきげんよう。きいです。
今日もお仕事、頑張りました。
台風の影響で大雨と道路の冠水。通行止めになった道を迂回して、行きつ戻りつして…。
危険を感じながらの訪問です。
私の姿を見て…
久し振りに「ワークマン女子」になり、荷物の入ったリュックを胸にしょって雨の被害を最小限にします。
今日の利用者様の息子さん。
私の姿を見て、「すごい雨ですもんね。そんな中、来て下さってありがとうございます」と言って下さりながら、めっちゃ笑ってた。
体調は落ち着いていて、今日は仕事が遅出になった息子様が朝のケアも殆ど終わらせていて。
臀部の糜爛を洗って軟膏を塗りますね、と伝えると。
「いやぁ。後で僕がやりますから、いいですよ。肩でもほぐしてやって下さい」って。
イヤ、待って!
それじゃあ、私は何のために危険を感じながらここまで来たのか?
「仕事の予定が変わって、自分がケアできます」って電話一本頂ければ。
私は台風の大雨の中を、訪問しなくても良かったんじゃないか?
BCP
実はそれも訪問看護の災害対策で大切な事なんです。
災害時にはそのレベルに合わせて、安全のために訪問看護業務を一部縮小させることがあります。
利用者様の重症度、独居か・家族との同居か、行われるケアの内容等を検討し、どうしても必要な方を優先に。
日にちや時間が多少ずれても影響のないケアの方は、日程を再調整します。
訪問看護師に対して思いやりを持って下さっている方も多いです。
暴風雨の時には「うちは休んでいただいて大丈夫ですよ」「午後は小雨になるらしいから、その頃に変更になっても大丈夫です」と連絡を下さるご家族様。
本当にありがたい事です。
前述の息子様。
私の格好が必死感満載だったから?
笑ってないで、「午後で良いです」って電話一本欲しかった!