ごきげんよう。きいです。
昨日は<入院できてよかったね>で、利用者様が治療を受けられる状況(病院への入院)に身を置くことができたときに私たちもホッとする…という話をお伝えしました。
今回は、入院生活を終えて自宅へ退院されるときの話です。
昔は(苦笑)「治療を終えて帰宅すること」に対して、100%の「良かったね!」を送ることができました。
今は…?
やはり100%とは言えなくなりました。
もちろん、心から「良かったね!」と言える方もいらっしゃいます!
だけど、そうではない方々も…。
治療が不完全な状況で退院してきている方。
…「この日だけは自宅で過ごさせたい」等の理由があったり、「入院生活がとにかく嫌だと退院を懇願」したり。
在宅療養を再開する環境が整わないうちに、帰って来ちゃった方。
…「とにかく帰りたい」という本人の訴えに家族が根負けしたり。
認知機能が低下して「退院させる方が望ましい」と判断された方。
…もともと認知症のある方や入院環境に混乱が生じた高齢者等が、治療の継続が困難なほどの状況に陥ってしまったとき。
強制退院となった方。
…いわゆるハラスメント行為や治療に非協力的だったり。
…など、いろいろあります。
ではそういう方々は、すぐに再入院となってしまうのか?
実は結構、頑張れちゃうケースが多いように思います。
本人もご家族も、「また入院になるのは大変だ」と頑張りますし。
そして何よりも「在宅で踏ん張れるところまで治療をする、病院のチカラ」が大きいようにも思います。