厳しい寒さが続く中、2日朝、長野県安曇野市で高齢の男性が住宅の中で死亡しているのが見つかり、妻とみられる女性も病院に搬送されたという報道がありました。低体温症の可能性があるということです。室内でも搬送されるケースは多く、消防が適切な暖房を呼びかけています。
そんな記事がありました。
2日朝、安曇野市の住宅を訪れたデイサービスの職員が室内で倒れていた高齢の男女を発見。
80代の男性が死亡し、妻とみられる70代の女性は病院に搬送されました。
原因は低体温症の可能性があるそうです。
厚生労働省によると低体温症で年間1000人以上が死亡しているそうですね。
高齢者が室内で低体温症となるケースが目立っています。
・気温の変化・体調の変化に気付きにくい。
・灯油や電気代の節約に一生懸命。
・運動量や外出の機会が少ない。
・食事や水分の摂取量が元々少ない。
・環境調整が困難。
低体温になる原因がたくさんあります。
もちろん、高齢者全員がそうだという訳ではありません。
…でも、今回のようなケースが現実に起こっていますし、あちこちで「親の様子を確認したら、エアコンの設定が〝冷房〟になっていた」という話を耳にします。
消防は「電気代や灯油代は高いが適切に暖房を使用をすること」「1人暮らしの高齢者の見守りを行うこと」などを呼びかけています。
…そのように、記事には書かれています。
本当にその通り。…としか言えません。