電話に出てはいけない…。

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 ごきげんよう!きいです。

 最近、NTT〇〇を騙る電話が多発していると聞きました。

 「未払いの料金がある」とか「サービスが後何時間後に終了します。詳しい情報を確認したいときは数字の何番を…」と誘導されてお金を請求される事例があるとか。

 固定電話は、詐欺電話がかかってくることが依然多いのですね。

 スマホが苦手だったりして、やはり固定電話が必須!という高齢者は多いです。

 そして使い慣れているからこそ、認知症の方も電話が鳴ると出てしまいます。

 そして誘導されるがままのアクションを起こしてしまう。

 これは大変です。


 認知症の方は、電話に出るなと言っても憶えていられないから、つい出てしまう。

 質問されることに対して「おかしい」と思うことなく聞かれるままに答え、言われるままに行動をしてしまう。

 これは大変です。


 まりぃさんは私達家族と同居をしてすぐに携帯電話を使わなくなりました。

 それはなぜか?

 呼び出し音が聞こえなかったからです。

 そしてすぐに、携帯電話の使い方を忘れてしまいました。

 音が聞こえにくいというのは生活がしにくくなる原因です。電話に出ることができないのは「困るだろう」と、補聴器を購入したり、呼び出し音の音量を大きくして「聞こえるようにします」。

 だけど。この電話を使った詐欺に関しては、呼び出し音が聞こえない方がいい。

 電話で犯人と話さなければいいのです。

 だから、高齢者のお宅は「留守電機能」を利用して、かかって来た電話の内容を録音するようにして。
 認知症の家族を守るためには呼び出し音は最小にして、電話に気付かせないというのはいかがでしょうか?

もちろん、留守電の内容を同居の家族が確認をする・小さな音でも聞こえる人が対応する・転送機能を活用する…は、必要です。

 認知症の方が、電話を使えるというのは、実は困りごとに繋がりやすいのです。

 テレフォンショッピングで高額な商品を購入してしまう。

 幻覚や妄想を真実だと思い込み、警察や消防へ電話をしてしまう。

 親しい人に電話をかけて回り、迷惑がられたり電話料金が高額になってしまう。

 だから、認知症の症状が進行してきたら、固定電話の呼び出し音を小さくし、電話のかけ方や対応方法、電話に出ることを「忘れて頂く」というのもアリ?

 ただし、これは同居家族がいる場合限定かな…と思います。

 一人暮らしの方にとっては、通信は命綱ですから。

 一番は「詐欺行為がなくなること」なんですけどね。

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