ごきげんよう。きいです。
今回は、先日訪問した利用者様のお宅で、ご家族から伺った話です。
「病院へ電話をしても、丸一日繋がらなかった」
どういう事なのでしょう…?
このご家族が電話をしたのは、某大学病院。
要介護状態のお母様の、受診日の変更が必要となり代表電話に掛けたところ…。
「何度かけても、掛けても。かけても!繋がらない‼」という状況だったそうで…。
「きいさん、そんなことってある⁉」と、ご家族様は困惑されていました。
実は以前、違う利用者様のご家族からも同じことを聞いていました。
病院は違うところですが、総合病院です。
大きな病院は、電話がかかってくる件数が膨大だとは思います。
でもご家族がおっしゃるように「緊急だったら、どうするの?」。
全くその通りです…。
実はこの利用者様のご家族。
やっと電話がつながった時に「緊急だったら、どうするの?」と、交換のスタッフさんに問いかけたのだそうです。
その時の返答は「代表電話の交換が二人しかいないので、それ以上の電話がかかった時には対応ができなくなる。自分たちも困っている。『患者さんのご意見箱』へ、交換の人数を増やして欲しいと要望を投書して欲しい」というものだったのだそう…。
衝撃です…(涙)。
私は以前、<認定調査は1か月待ち>で…。
これからは、医師の診察を思い通りに受ける事ができなくなる。
必要な検査を、すぐに受ける事ができなくなる。
緊急以外の入院は、すぐにはできなくなる。
介護職に就く人が減る。
介護保険サービスを受ける事が難しくなる。
以前から言われていたことではありますが…。
これから益々医療と介護は大変です。
と、書いていました。
今はそこに加えて「病院に電話が繋がらなくなる」という事が加わっているようです。