ごきげんよう!きいです。
今回はちょっと気分を変えて。久しぶりに兄の話からも、まりぃさんの話からも距離を置いた内容にしてみたいと思います。
利用者様からの電話相談対応で感じたことです。それはあるご婦人からの電話でした…。
何をあげればいいですか?
このご婦人、糖尿病を患うご主人を献身的に、長年介護されています。
そのご主人の体調のことでご不安があり、電話で相談を頂いたのですが…。
「夫が元気になるために、何を食べさせてあげればいいですか?」を繰り返されます。
…うーん…。
まだ何かをご主人にプラスしてあげたいらしいのです。
病院で何度も何度も、栄養指導を受けて来たご夫婦です。
それでもいまだに「何かをプラスすると夫のためになる」という思考です。
ご主人への愛情があふれています。
うーん…。
電話相談は「お水をしっかり飲んでいただいてくださいね」で終話する訳ですけれど…。
「お水」ではなんだか物足りなさそうなご婦人でした。ごめんなさいね。
身の丈にあった量
この「何かをプラスするとためになる」
「栄養をたっぷり取れば元気になる」という思考…。
実は多いんですよ、とても。
その豊かな愛情ゆえに「マイナス思考」はなかなか受け入れ難いようです。
本当は「身の丈に合った量」で「バランスよく」が良いと、私は個人的に思っています。
私は「身の丈に合った生活」をずっと続けた結果…。
この年になっても、未だに独身時代に買った服を「着ようと思えば着ることができる」体格を維持できています(ちょっと自慢)
そして、「倒れません」を毎日の目標にしながらまりぃさんの介護を続けた日々も。
ヘロヘロになりながらも兄を看取ったことも。
何とか無事に乗り切ることができました。
「きいさんはタフですよね」と言われるその素は…。
身の丈に合った生活だと、私は思っています。