ごきげんよう!きいです。
昨日は<訪問歯科診療について>で、通院することが困難な要介護高齢者が、在宅や施設で歯科診療を受けられるように自宅へ来て診療をしてくれる…。そんな歯科医さんについてお伝えしました。
虫歯や入れ歯の不調は「自宅療養をしているから」という理由で、遠ざかってはくれません。
むしろ口腔内のお手入れが困難であるために、どんどん状況が悪化していくことがあるのです。
在宅療養が始まる前に、口腔内の管理をしっかりしておくことが必要なんだと思います。
元気なうちからしっかりと
口の中の環境が悪くなる時。
「知らないうちに、あっという間に悪くなっていた」ということは、あまりないように感じます。
日々少しずつ悪くなっていく…。
関心が薄い、毎日の歯磨きをさぼってしまった、そもそも歯医者さんが嫌いだった…。
様々な理由があると思います。
忙しい、自分に関心を向ける余裕がない、体調がいつもと違う。
そんな時にも口腔内の環境悪化は急速に進むのかもしれません。
自分の未来を考えた時に「ほとんどの歯を失っている自分の姿」って想像したくはありません。
髪は豊かで、お肌はもっちり。背筋はしっかり伸ばしてにっこりと微笑んだ口元からは、きれいな自分の歯がきらりと輝いている。
そんな自分でありたいです。
だけど私は、皆さんに胸を張って「口の中をずっときれいにしてきました!」とは言えません。
子供の頃から虫歯はありましたし、歯並びも悪かった。
笑う時には口元を手で隠す子供でした。
ずっと矯正をしたかったけれど、高額な治療です。
だから私は、大人になってから「自分への投資だ」と思って、自分のお金で矯正をしました。
確かに金額は高かったですが、健康な身体ときれいな歯並びを手に入れることができました。
…これは私の話。皆さんへ矯正をお勧めしている訳ではありません。
私が言いたいのは「若くて元気な時から、お口の管理はしっかりとしておきましょう」ということです。
美容のためにも、健康のためにも
私は、自分自身が高齢になる前に、口内環境の変化で身体が影響を受ける事を実感したことは、とても良かったと思います。
間違ってもまりぃさんのように「気が付いたら、ほとんどの歯を失っていた」ということにはなりたくないからです。
歯が悪い。嚙み合わせが悪い。唾液の分泌が悪い。舌の動きが悪い。唇を閉じる筋力が弱い。噛む力が弱い。
そして口の中が不衛生だと細菌が沢山。内臓へも影響を与え、心臓や脳にも悪い影響を与える。認知症への影響も否定できないし誤嚥性肺炎の原因にもなる。
だから皆さん。口腔内の環境に関心を持って下さい。
そしてしっかりお手入れをして下さい。
物をよく噛むと顔面や頭皮への血流が良くなるので、薄毛や肌のくすみ等の改善にも役立つという話は歯科の先生の講演で伺った話です。
その先生は「若く健康でいたいと思ったら、物を良く噛みなさい」と言っていました。
本当にそうだと思います。
美容のためにも、健康のためにも。
口腔内のお手入れを頑張りましょう!