ごきげんよう。きいです。
「毒親の介護が苦しい」
これは、利用者様ご家族から聞いた言葉ではなくて、YouTubeで見たものなんです。
大嫌いな、関わりたくない「毒親」。
「その介護が必要になった時、どうしても介護をしないといけませんか?」
または、「そんな親でも、育ててもらったんだから介護をするのは子どもの責任。だけど辛くて…。」
なるほど…。そんなケースもあるでしょうね。
実際に、子供が介護をしない・関わらないケースは「支援者から親不孝だと思われますか?」というと…。
答えは 「NO!」です。
在宅の現場で「子供が介護に関わらないケース」…それはあるあるです!
もちろん全部が「毒親」ではなく、「仕事が忙しい」や「体調が不安定」「子供がまだ小さい」等の理由で、介護に関われない方々も多くいらっしゃいます。
だから関わらないことは、介護支援者に「悪く思われる」とは思わなくて大丈夫です。
<介護をしなくて済む方法ってありますか?~後編~>でも、2021年ではありますが、私なりの個人的見解を述べています。
ただ「親から責められる」という場合には…。
YouTubeでは、「子供が介護に関われなくしたことは、親の責任だと思えばいい」と言っていました。
なるほど。
ただ子供には、親の扶養義務があります。
だから、せめて「地域包括センターへ相談に行く」や、「ケアマネジャーへの情報提供」などを行って欲しいと思います。
それも立派な介護です。
専門家に繋いであげて、後は「辛いです」と自分の気持ちをしっかり伝えれば、次のステージが見えてくると思うのですが…。
いかがでしょうか?
もし今から「毒親の介護をすることになる自分」という未来が怖いと思っているのなら、介護を恐れるのではなく「知って・情報を集めて、抜け道を探す」というのも一つの方法だと思います。