ごきげんよう。きいです。
今日は事務所で仲間とおしゃべりをする時間がありました。
「介護保険の負担割合が3割」の人についてです。
お金があるが故に、「他の人と同じサービスを受けることに対して、収入の少ない人の3倍の金額を払わなくてはいけない」って、どんな気持ちなんだろう…。
そんな話でした。
レストランで、同じシェフが同じ材料を使って、同じ工程で作った料理を頂くとき。同じ店で同じようにおもてなしをされて。
収入の少ないあなたは1万円です。
収入が多いあなたは3万円頂きます。
そんなことはあり得ないのに、なぜ医療や介護はそんなことになってしまうんだろう?
もし、どうしても避けられないのであれば、1万円の人は一ツ星を取得したレストランでお食事を。
3万円支払わないといけない人は三ツ星のレストランでお食事ができる権利を差し上げましょう。
そんなことになる可能性は、あるのだろうか?
ケアマネのプランニングに対してランクが決められ、3割負担の人は高ランクの人気のケアマネをご指名できる。
訪問看護ステーションも、高ランクの事業所に勤める見目麗しい、ダブルライセンスやトリプルライセンスのスーパーナースをご指名できる。
訪問診療だって。
ヘルパーだって。
そんなことになる筈はないけれど。
「全額自費」なら有り得るかもしれないけれど。
でも、それくらいのことを求めたい気持ちを持っても、おかしくは無いような気がしました。
残る7割は国が負担しているけれど。
介護度によっても違いは出るけれど。
でもね。気持ちの問題ってありますよね。人間なんだもの。
「不平等感」ってこういうことかな?
人の3倍払うのに同じサービス…。
仕方がないのかなぁ。
仕方がないんだろうなぁ。
ちょっと納得がいかないなぁ。