まりぃさんに会って来た。

母の介護

 こんばんわ。きいです。

 今日はお休みを頂き、まりぃさんのヒアリングに立ち会って来ました。
またしても特養Nの玄関での、アクリル板越し面会です。
 どうも来月から、特養Nの中にお邪魔して面会できるようになるらしいです。
今後コロナの感染者数がどうなっていくか?という状況で、変更の可能性はあるかもしれません。
 ゴールデンウィークの影響が気になります。

今日のまりぃさん

 今日のまりぃさん。
 本人は相変わらず、元気さをアピールするし、今日は私のことを一発で「娘のきい」だと分かりました。
「認知症さえなければ、普通の気のいいお婆ちゃんなのに…」
そう、のんさんに言いました。
「本当ですね…」
のんさんも言いました。

 今回の面会はまりぃさんの誕生日が近いこともあって、プレゼントを持参!
内容は…。
・丈が長すぎない春物のカットソー
・ゴム部分が柔らかい花柄の靴下(色違いで2足セット)
・子猫の写真が可愛いフォトエッセイ
以上、3品をご用意いたしました。

 結構考えたんですよ。
 カットソーの丈が長すぎると、排泄介助の時に邪魔になる。
まりぃさん、身長低いし。
 靴下もゴム部分がきついと、皮膚が荒れる。
足裏部分にすべり止めが付いているものも、転倒予防に良さそうに見えるけれど、認知症のまりぃさんは「なんか付いている」と取ろうとしちゃう。
 フォトエッセイは、写真は可愛く、内容は子供っぽ過ぎず。

もちろん、すべてに名前を書いて持ち込みます(笑)

 買ったとき。
「名前を書かないといけないので、ラッピングは自分でやります。袋だけ下さい」って言ったとき。

 お店のお兄さん、不思議そうな顔をしていたなぁ。
「大人の衣類に名前を書く必要がある」というのは、介護されている人が身に付ける衣類として買われていくんだと、いつか気が付いてくれるかしら?

私のプレゼントを開けたときのまりぃさん。
「おしゃれやね~」って、泣いた。

 今年に入って、毎回まりぃさんの涙を見ている。
まりぃさん…。なんだか今まで以上に小さくなったように感じます。
足もあんなに細かったっけ?
お尻もあんなに小さかったっけ?
肩幅もあんなに狭かったっけ?
すごく年をとったような気がして…。
小さく、そして弱くなった気がする。

もし私が仕事を退職するまで、まりぃさんが生きていたら。
徘徊できないような、歩けない状態だったら。
私はまた、まりぃさんと一緒に暮らすことを選択するのかな。それとも、しないのかな。
帰りの車の中で、ぼんやりと考えるのでした。

あ。運転は真剣にしましたよ。

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