ごきげんよう!きいです。
しばらく兄の相続について考えたり、勉強してみたり、行動していたためでしょうか?
最近、洗濯物を干しながら「そういえば、ずっと前にまりぃさんも相続の放棄をしたんだったなぁ」と思い出しました。
それはまりぃさんの従兄が所有していた、あるマンションの所有権でした。
茶色い封筒
ある日突然、まりぃさんの元に茶色い封筒が届きました。
その送り主の所には、〇〇法律事務所とかなんとかと書いてありまして。
その頃のまりぃさんは、認知症の診断は受けていましたが、まだまだしっかりしていました。
「なにこれ?」と不思議がるまりぃさん。
私も一緒に見守る中、開封してみました。
すると…
まりぃさんの従兄が所有していた某県にあるマンションの一部屋。
それが、その従兄が亡くなった後、法定相続人がみんな相続を放棄してしまった。
それにより相続人がまりぃさんと叔父になってしまったので、相続の意思があるか無いかを確認したい…という内容。
ただし!そのマンションは数年間誰も住んでおらず、管理費や共益費などを管理会社が立て替えている状況なので、相続するならそのお金を払いなさいって書いてあり…その金額が大きかった!
突然、(乱暴な表現をするならば)「マンションを相続するなら金払え」という文書が届いて、まりぃさんはパニック!
その「金払え」的な部分ばかりが目に飛び込んできます。
私もそんな経験は初めて。
どうしたものか?
まりぃさんは全くアテにできないし。
その頃えい君は、出張か何かで遠くにいて。
しばらく考えて、叔父へ連絡しました。
すると叔父の所にも同じ文書が届いていたことが分かりました。
そして叔父曰く、そのマンションは、元々は従兄のお兄さんが所有していたものだったはずと。
確認の結果、やはりそのお兄さんが弟へ自分のマンションを譲ったものが、巡り巡って叔父とまりぃさんの元へ…ということだったらしいのです。
それを知った、そのお兄さんは「そっちまで行っちゃったか。ごめん、ごめん」とそのマンションを引き受けてくれることになりました。
もちろん叔父とまりぃさんは、後日相続放棄の手続きをしたのでした。
今思えば、そのマンション。
まりぃさんがマンションを所有していたら…それこそまりぃさんの相続が大変なことになっていました!
まりぃさんが相続していなくて良かった~。