ますます回復の兆し

介護の現実

 ごきげんよう!きいです。

兄の病室へ足を運んだら、兄から「あめちゃん、買ってきて」とリクエストされました!

何ということでしょう⁉

兄の状況

 兄は相変わらずベッドで寝たり起きたりを繰り返しています。だけど、看護師さんに伺うと食事の摂取量が少しずつ増えているようです。

 水分もしっかり摂取できていて、私は相変わらずペットボトルの飲み物を差し入れし続けています。

 眼球の黄染が薄くなっていることにも気が付きました。

 なんだかいい感じ。

 「でもまだ油断してはいけない」と自分に言い聞かせています。

 兄の腫瘍は肝臓に転移していて、腹部の画像を見せて頂いた時には「多数の腫瘍を抱え込んだ肝臓が腹部に充満している」という様相でした。

 ひょっとしたら肝臓周囲の血管が圧迫されて、あんなことが起こるか、こんなことが起こるか…といつもヒヤヒヤです。

 原発は腸のがん。そこから再び下血をするかもしれません。

これもヒヤヒヤです。

兄の記憶

 兄と会話が成立するようになったので、入院当日のことを憶えているかと聞いてみました。

 すると「タケ(私の息子)が来ていたのは分かる。救急車に乗ったのも分かる。それ以外は良くわからない」と言います。

 いつからの記憶が曖昧なのかを確認していくと、どうやら私が兄を引きずった頃から曖昧になっているようです。

 何と…。その頃はまだ普通に会話も成立していたと思っていたのになぁ。

違ったんだなぁ…。

 脱水と低栄養…。怖いなぁ…。

 薬の効きすぎも、怖いなぁ…。

 健康であるっていうことは、素晴らしいことなんだなぁ…。

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