まりぃさんがまた転んだ

母の介護

 ごきげんよう。きいです。

 もうねぇ…。

 昨日、転ぶ人が増えてるって言ったばっかりだったのに。

 「まりぃさんが転んでしまった」と、特養Nから連絡が入りました。

 いつものように廊下を歩いて遊んでいたらしいのですが、転倒してしまい左肩と右手を痛め、左の眉の上は切ってしまったとのこと。

 転倒の報告とこれから受診に行きますという電話を頂いて…。

 「受診に同行して下さって、ありがとうございます」という気持ちでいっぱいです。

免疫がついています

 眉の上が切れているのは、かなりぶつけたからなのでしょうね。

 でも実はまりぃさんの顔が紫色になっているのは、マンションに一緒に住む前にはよくあることだったので…。
 私には免疫がついています(本当は良くないけれど…)。

 認知症になる前から両膝の悪いまりぃさんは、杖をついて歩いてもよく転び、シルバーカーを買ってあげても転んでいました。

「私の顔を見て、ビックリせんといてね」

 自宅に帰ることを伝えると、時々そう言われることがありました。

 その頃に比べると、今の方が転倒回数は圧倒的に少ないと感じてしまいます。

 そしてそういられるのは、特養Nの皆さんのおかげだと思っています。

 おまけに受診に連れて行っていただけて、仕事に穴を開けずに済みます。
それもありがたい事です。


 受診の結果も連絡を頂きました。

 眉上の切創は縫わずに済んで、ステリ―かな?テープで処置されたそうです。

 頭部CTも撮ってくださったそうですが、脳の虚血はあるけれど今回の転倒による所見は無いとのこと。
 左肩と右手は、動かさなければ痛くないと本人が言っているらしい。

 受診は念のため、リクライニング車椅子を使用して下さったようですが…。

 まりぃさん…座っていられなかったそうです。

 背もたれを倒して、寝ている姿勢に近付けることができるのがリクライニング車椅子の良いところなのですが。

 まりぃさんは何度も起き上がろうとして逆に危ないという「テンパった認知症の方あるある」な状況だったらしい。
本当に申し訳ないです…。

 頭部CTも良く撮れたなと思います。

 左肩と右手は、「じっとしていられないのでレントゲンは撮らなくて良い」となったそうです。
暫くは動きの状態とケガの状況を見守っていただきます。


 でもね…。
 本当に、骨折をしていなくて良かったです。

 いやいや…レントゲンで確認をしていないのだから、ヒビくらいは入っているかもしれませんが…。

 今までと同じことができるのが分かれば、私は安心できます。

受診の大変さってありますよね

 今まで、本当にまりぃさんを受診に連れて行くのって、本当に大変だったから。

 気を遣うし、一人残してトイレにも行けないし。

 普通のソファーに座ったら立ち上がるのが大変だから、隅っこに丸椅子を置いて座らせて。

 薬局で薬を受け取るときは「車で待ってる」っていうし。

 今だったら、それは虐待になっちゃう可能性があるし。

  ああ、そんなだったな。そう言えば、いろいろあったな~と思い出します。


 ケガを保護するための、ガーゼや包帯も取りたがるし…。

 とにかく、まりぃさんがケガをすると「後が厄介」。

 本当に特養Nの皆さん…。

 お世話になります。

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