迷いがない

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 ごきげんよう!きいです。

 今週は緊急待機を、飛び石でやっています。
 そして普段は訪問に行っていないけれど、緊急だったから私に当たった…という方が<もやもやしています>の方以外に、もうお一人発生しました。
 だけど、今回は全く。何にも。モヤッとすることも、困ることもありませんでした。
なぜだか退室した後に、清々しい気持ちになったほど。
何がそうさせるんだろう?という振り返りです。

 今回訪問した方。お病気の影響で定期的に便処置が必要です。
 その方の週末の処置に入ったスタッフから、「普段よりも量が少なかった。もしかしたら週末に連絡があるかもしれません」と聞いていたのです。
 なるほど。そういうこともあります。

 そのスタッフは日ごろ訪問していない私に、その方の自宅のある場所と大まかな身体状況、ご家族がいらっしゃるので分からないことは教えて頂けること、必要物品の置き場所を教えてくれていました。
 まずは、それが良かった。

そして、情報もすぐに確認できたし、地図が正しく機能していることも確認できていた(笑)


 そしてもう一つ。
 ご本人に迷いが一切ない。
「金曜日に処置をしていただいたのですが、直腸の方まで降りていなくて十分出せなかったんです。昨日下剤を飲みました。夜中に呼ぶ事になると申し訳ないので早めに連絡をしました。浣腸をすると後を引くので、摘便でお願いします。」
 そして「そこに有るものをご自由に使って下さい。ゴミは洗濯機の足元に置いていただければ後で片付けます。」
「記録用紙は後で綴じておきますので、テーブルの上に置いておいてください。」
「お通じが硬いのなら、また今夜も下剤を1錠飲んでおきますね。」


あぁ…なんと清々しい。
こんなに、爽快感すら感じる程の清々しさのある緊急訪問って、初めてかも。

 いつも皆さん、すがるように連絡が来て、どうすれば良いのかを一緒に考えて、これで大丈夫か?と不安を感じながらケアをして、後ろ髪を引かれる思いで退室する方が多いのに。

 そうか。今回の方は、自立していてご自身の決定に疑問を挟む余地がないほど、正しい選択をされていたからなんだ…。
私はその時、リードすらされていたかもしれない…。それも気持ちよく。
 そう感じました。
 
 依存する方と自立している方の違い?。
それだけではないとは思います。

 使って良いと置いてある物も、適切な物が適量用意されていて。経済的にも問題がなさそうで。室内はきちんと片付いていて。物を置く場所もちゃんとあって。
 そんなこともケアがスムーズに行える結果に結びついているだろうし。

だけど…。
本当に。何度も繰り返しますが。
清々しかった。
こういう方には、何度でも呼ばれたいものです(笑)

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