何も無くなった部屋

介護の現実

 ごきげんよう。きいです。

 兄の部屋にあったもの。そのほとんどの物が無くなりました。

 電気と水道はまだ止めていないので、トイレは使えますし拭き掃除もできます。

 だけど遺品整理の業者さんが、シーリングライトまで持って行ってくれたので、これからは昼間しか作業ができません。月末の退去日まで部屋のお掃除です。

私が磨きます

 <残念な遺品整理業者さん>でお伝えしたように、「室内の清掃もプロ用の道具を使い、迅速かつハイレベルに行います。個人への供養の気持ちを込めて、丁寧に磨かせていただきます。」とホームページに書いてあるのに、実際は「兄のちょっと調子の悪い掃除機をかけただけ」で撤退していった残念な業者さん。

 だから、私が兄の部屋を磨かせていただきます。

 この悔しさが、逆にエネルギーになります。

 残念な業者さんへお支払いした料金は、Nさんの素敵な損害保険会社の保証でほぼ賄って頂けます。

本当に救われます。

いよいよお別れです

 部屋の掃除が終わったら、不動産会社へ鍵をお返ししてこの部屋とはお別れです。

 元々ある備品のエアコンとそのリモコン。インターフォンやネット回線やケーブルテレビについての説明書きなどは置いていきます。

 だけど残さないといけないはずの〝エアコンの取扱説明書〟が、どこを探しても見つからなくて。

「すみません。探したんですが見つけられませんでした…」と不動産会社へお伝えすると…。

「あ~。良いですよ~」って。

なんだ。いいんかい。

一生懸命探しちゃったよ(笑)。

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