介護離職を避けるために

在宅介護

 ごきげんよう!きいです。

 先日、<介護休暇が切れちゃう!>で介護休業を取得するタイミングについては、よく考えてという話をお伝えしました。

 大切な家族が、いよいよ看取りの時が近いのに、介護休業が終わり、復職をしないといけない。

 このケース。
介護離職に繋がる可能性がとても高いのです。

「ここまで来て、いざという時に傍にいられないなんて。」
「本人が家にいることを望んでいるのに、自分の都合で入院させることはできない。」
「自分が不在の家に、他人(ヘルパー等の介護支援者)が入る事に抵抗がある。」

 「それならば、退職すれば…。」

 そう考えてしまうのもわかります。

 この考え方。特に女性の方に多いような気がします。

 大切な家族のために退職を選んだ自分。その時には満足度が高いかもしれません。

 ビジネスケアラーから解放されるのかもしれません。

 だけど、あと少しの時間のために、退職を選ぶのはあまりにももったいないと思うのです。

 何度も言いますが、収入の減少・キャリアダウン・社会とのつながりが切れてしまう・介護にのめりこんでしまう・家族を責めてしまうなど、良いことが無いように感じます。

 できればそうならないために、介護休業のタイミングをよくよく考えて欲しい。
そして兄妹がいればその力を借りることができないか。
プロの力を借りることができないか。

 その時期を迎える前に、よく情報を集めて、相談に乗ってもらって。

 それが大切です。

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