入所後のまりぃさん

母の介護

 ごきげんよう!きいです。
 先日、特養NのケアマネジャーSさんからお電話を頂きました。
「まさか、転んだ?」と思って電話に出ると、〝自宅に保管してある保険情報のコピーが必要〟という内容の電話でした。
 ホッとしました。

まりぃさんの入れ歯


 Sさんは、まず最初に「まりぃさんはお元気で、変わりありませんよ!」とおっしゃいました。

施設から電話が入ると、何の電話か?と不安になる家族の心情を思ってのことだと分かります。

ありがたい事です。
 

 ただ…。まりぃさんはやっぱり、入れ歯を外してしまうのだそうです。

 まりぃさんは入れ歯を自分ではめることができません。どっちが上で、どっちが下で。重ねたら変になっちゃうことも分からない。


スタッフさんがいつも見守り、食事前に入れ歯を装着、食後には速やかに外す。
「それを続けますね」とのこと。


申し訳ありません…。お世話になります。


 やっぱり入れ歯が合わなくなっているのかな。
 まりぃさん、安定剤を使うの嫌いだったから。
「ぐにゅぐにゅする…」って。


 「溶けない安定剤は、ボンドみたいな臭いがするらしい」という話も聞きます。


 一般人でも宇宙旅行に行けたり、人間の寿命がとんでもなく長くなるとか言われているこの時代に…。
 入れ歯の安定剤問題…。
なんとか素敵になりませんかねぇ…?

柑橘系の香りとか、コーヒーの香りとか。

「名前入りの入れ歯なら作れます」ってSさんが教えてくれたけど。

 洗面台かどこかに、ポツンと「まりぃ」と書かれた入れ歯が置いてある場面を想像して。
ちょっと笑っちゃった。

本当は元気なうちから、お口のケアをしっかりやっておくべきだったんですよね。

歯のケア、歯周病予防、舌と顎と嚥下に関わる機能の維持。

若いうちから気を付けましょう!

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