ごきげんよう。きいです。
昨日の記事で書かせて頂いた「車が認知機能が低下した高齢者本人の所有物だったら、
家族が勝手に処分することはできない。」という件について。
これ、どうにもならないのかしら?と思って調べてみたのです。
その結果…。
「認知症のため本人が手続場合には、成年後見人を立てることが必要」
「認知症のため本人が手続きできない場合には、本人の委任状が必要」
「認知症のため本人が手続きできない場合には、家族が手続きをする」という三つの回答がありました。
結論は、「ディーラーさんに相談」が最初の一歩のようです。

委任状
私自身も、今までの父・まりぃさん・兄の介護や終活、色々な片付けを体験してきて、「委任状提出」は何度も何度も経験しました。
「この手続きを、自分の代わりに家族に委任します」という書類に、記名と捺印をする。
それだけなんだけれど。
それが、どれだけ大変かって。
そう簡単に書類にサインをしてくれないんです。
それが「本人が納得をしていない、車の売却」って…。
本当に大変だろうなと思います。
私の体験談ですが…。
なぜ自分が目の前に用意された書類に記名しないといけないのかが、分からない。
なんだか厄介な事をさせられていると思っているのか?「今は書きたくない」とか「明日でいい」とか。のらりくらりと避けようとしたことも。
書かれた名前の字が間違っていたり、存在しない字になっている(点が多い、棒が多いなど…)。
えい君の相続で、まりぃさんの戸籍謄本を取り寄せないといけない…なんていう時に、本当に苦労しました。
なんで私がこんなことを…と遠い目をしてしまった事もあったことを思い出します(笑)。

だから、「認知症になる前に何を準備するべきか?」の中に、〝手続きが楽になる方法を考える〟って必要かも。
戸籍を現住所に移しておけば、必要な書類がマイナンバーカードで、コンビニで入手できる。
印鑑証明を手続きしておけば、どれが実印か?の確認もできる。
暗証番号も書き出して分かるようにしておく。
それだけでも、介護をする人はおおいに助かると思うのです。
そして「自分の大切な物を奪われるのではないか?」と考えないで済む関係性が、一番大切な気がします。
できることなら、自分で手続きができるうちに子供に譲っておくこともアリかしら?とも思います。
やっぱり、よく相談することが大切ですね!