そんなに見えないとダメ?

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 ごきげんよう。きいです。

 最近スタッフと話す内容に「老化を感じる」という報告が増えてきました(笑)。

 私よりも10歳以上年下のスタッフから「最近、老眼ぽくって…」と聞いた時には、驚きました。
いつまでも若いままではいられませんね。

仕方がないんだけど…。

 私も老眼が始まった時、老眼鏡をかけるきっかけが無いまましばらく時間が過ぎました。

 だけどある日、利用者様のお宅で目にする検査データーの数字が、3と6と8が分かりにくくなったことを実感するのです。

 そのうちに、夜間の緊急訪問で薄暗い明かりの下、医師からの指示書に書かれた薬剤の細かな字を読まないといけない場面があり、「こりゃ、もう無理だわ」と思っったのをきっかけに眼鏡をかけるようになりました。

 ちゃんとした眼鏡をつくった方がいいかな。そもそも、本当に老眼だけなのかな?と思って眼科を受診しました。


 その時の先生。

 私がしょんぼりしているのを、励まそうとしてくれたのか?
「ただの老眼よ~。100均でも売ってる老眼鏡で十分だから~!」と笑います。

 それでも処方箋は必要ないですか?と聞く私に…。
「な~に?そんなに見えないといけないの?」と…。

 だって。

 私、夜の薄暗い暖色の明かりの下で、ほっそい高齢者の血管に点滴しないといけないんです。

 嫌味か?というくらい、ち~っちゃい文字で書かれた指示書を解読しないといけないんです。

 冗談抜きで、書類や検査データを読むためのルーペもバックに忍ばせています。

 それくらい、視力とピントを合わせる力って大切なんです。

 先生にも分かって欲しかったな~。

だから「高齢になっても看護師として現場で働けるか?」と聞かれても、胸を張って「はい!」って言えないんです。

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