ごきげんよう!きいです。
私が兄の介護に専念するため、まりぃさんに老健へ入所してもらおうと決めた私。だけど、どうやってまりぃさんにそれを話そうか?まりぃさんが嫌だと言い張ったらどうしよう…?
そこで私がとった方法は?
私の作戦
「まりぃさんに老健へしばらくの間、入所して頂こう」と決めたものの…。
さて、どうやってまりぃさんへ説明したものか?
えい君の病気のことを伝えたら、まりぃさんはどう思うだろうか?
それとも何も感じないのか?
そんなことでモヤモヤしている私。
その間にも、のんさんは既に何件かの老健をあたって下さっていて、家からさほど遠くない場所にある2件をピックアップしてくれていました。
お部屋の空きもあり「そういった事情なら少々長くなっても大丈夫でしょう」と言って下さるところです。
えい君の方は「在宅の準備が整い次第、緩和医療科を受診し、退院」と決まりました。
となると、まりぃさんが進まないと、何も進展しない。
そこで私がとった方法は…。
デイサービスを勧めたときと同じ方法。
「まりぃさんにとって、うれしいところに行けることになって良かったね!」「行くって言っていたよね?」作戦です。
まりぃさんは元々働き者だったので、朝そわそわしながら「お勤めに行かないと」ということがありました。デイサービスのお迎えが来た時も、出勤する気持ちになっていた日もありました。
〝私、お金を持っていない?〟と、うすうす気が付いた時にも「アルバイトでもしようかしら」と言っていました。
それを活かして…。まりぃさんへ話をしました。
「ぜひ、まりぃさんに来てもらいたいって言ってくれている所があるんだけど、行ってみない?」
「所」…?施設とは言わず、職場とも言わず。
ただ「まりぃさんを待っていてくれるところがある」と匂わせました。
そして目につくところに、シルバー人材センターやボランティアのお誘いのチラシを置いたりして。
やっぱりえい君の病気のことは言わないでおこうと思いました。
ちょっと入院とか手術のレベルの話ではないからです。
「息子が癌」これはまりぃさんの心にも響くと思いました。
だから、黙っている事にしました。
のんさんとの打ち合わせ
のんさんがまりぃさんと面接に来てくれる予定日の前に…。
まりぃさんに「ぜひ、まりぃさんに来てもらいたいって言ってくれている所があるんだけど、行ってみない?」と伝えている事。
兄の病気のことは伝えていない…ということをお伝えしました。
それを受けて、のんさんも「まりぃさん、以前から元気に活躍したいっておっしゃっていましたね。そんな場所が見つかったんですけど、いかがですか?」と話を合わせてくれました。
それに対して「私、行きたいわ。いつから行くの?」とまりぃさん。
やった!
ケアマネさんの前で「行きたいわ」と言ったらこっちのものです。
入所先の選択と日程調整に向けて、大きな一歩をすすめたのでした。