ごきげんよう!きいです。
今回は住む世界の違いって、現実にあるんだな~としみじみ感じた話です。
初めに言っておきますが、私の生活はとても「裕福!」とは言えません。
娘の学費だって払わないといけないし。
だけど母の介護にかかる費用が、年金で何とかなっているので本当に助かっています。
その程度です。
私が仕事で関わる利用者様の経済状況については、看護師はあまり知る機会はありません。
それでも…。
「経済的に苦しいご家庭なので、サービスをこれ以上増やせません」
「訪問看護を毎週にしたいのですが、何とか隔週なら…とご家族がおっしゃっています」
「以前使っていた訪問看護は、料金滞納が原因で終了となっている方なんですが…」
そのような情報が入ってくることで、初めて経済状況がなんとなく分かるのです。
そういう方が多いとは言えませんが、印象に残りやすいためか、存在感がすごいんです。
そんな話を耳にしたり、実際に支援することが多いのが私の日常。
富裕層と呼ばれる方々との接点は殆ど無いのですが、稀にそういう方とお話する機会があると、私はドギマギしてしまいます。
実は先日、そういう人とお話する機会がありまして…。
「実家の方に帰ったとき、夫と街を歩いていてね。いい場所にマンションが建ったな~と思って問い合わせてみたのよ。そしたら全部売れちゃったっていうから、キャンセルを待ちますって言ったんだけど。結局キャンセルは出なくて、近くのマンションにしちゃったわ。自宅のマンションに比べたらかなり安かったのよ。場所が違うからね。」
は?
マンションって、そういう買い方をするものでしたっけ?
私、笑うしかできませんでした。
だけどこういう買い方をされる方は、このご婦人ばかりではありません。
もうお一人。
「ここ、こっちで仕事をするときの自分のランニングコースだったんだよ。工事をしているから何が建つんだって聞いたらマンションだっていうからさ。海も近いしこっちの職場にも近いし、いいかな~と思ってね。衝動買いしちゃったよ(笑)」
は?
自宅が別にあるのに、泊まるところをその都度探すのが面倒だから。
マンションを買っちゃう?
そんな方々が実際にいらっしゃるわけで…。
経済的に困窮している方々と、富裕層の方とのギャップのすごさにクラクラしました。
あまりに衝撃的なので、ここに書き記させていただきましたが…。
だからどうこうということではないのだけれど…。
これも今の日本の現状。これからはもっと二極化していくのかな?
この気持ちをどう処理したら良いのやら。