私が認知症になっても

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 ごきげんよう!きいです。

 私、4月になったら香川県に行きます。
 お世話になった従姉の、お父様(私の父の兄)とお母様のダブル法要なのです。
従姉は父が亡くなる前にも、兄が入院中にも神奈川から面会に来てくれました。
たくさん励ましてくれました。
兄の葬儀にも参列してくれました。
その後「きいちゃんのお疲れ様会」で、素敵なお店でご馳走にもなりました。
 大変お世話になりました。

 ここで、私が行かない訳にはいきません。

 私が香川に行く話をした時、娘に「お母さんが家を空けるの、初めてだね」と言われました。
 そうか。そうでした。
 私。いつも家にいるのが当たり前で、食事を作って家族が返ってくるのを待っているお母さんでした。


 もちろん職業柄、帰りが遅い。夜勤もある。夜中でも出て行く。
だけど、何日も一人で家を空けたことは無かったんです。


 「大丈夫…だよね」と聞くと。
「当たり前じゃん」と笑われました。


 このことは、私の記憶にとどめておかないといけない。
なんとなくそう思いました。
 もし「私が家を空けても、子供たちは大丈夫!」という、この記憶があれば。
 私が認知症になっても「子供にご飯を食べさせないといけないから」と帰宅願望からの徘徊をせずに済むかも知れない。
 家族に迷惑をかけずに済むかもしれない。
 家族を苦しめずに済むかも知れない。
 
 そしてまた考えました。
「老後のために、お金貯めなきゃ(笑)」

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