ひっかきまわさないで欲しい

介護の現実

きいです。

今日はとても疲れちゃった…。

最近訪問に伺うようになった利用者様。

訪問診療の先生は「また一週間後に訪問に伺います」と言いながら、帰りがけに「まだいらっしゃるかどうか…」と私におっしゃった。

まさに、看取りの方です。

その方が利用していた某施設グループ。

担当のケアマネさんもそのグループの方。

「ご家族が介護が大変なら、うちで看ますよ」とあっという間に話を決めて、あっという間にご本人を施設へ入所させたけれど…。

「看取りの状態」とケアマネさんも関係者も知っていたはずなのに、入所した本人の状況を見てスタッフさんがドン引き。

施設の看護師さんもドン引き。

私達はそちらの依頼でご家族と契約を交わして訪問看護に伺い、ご自宅でケアを行いました。

息子様へ点滴管理を指導したり、お父様へのお気持ちを伺いました。

急な依頼にお答えできるように、できるだけ訪問の調整をして緊急にも備えました。

そして週末にも訪問が必要だったのでスタッフの勤務調整も急遽行いました。

それなのに。

「毎日訪問看護に来てくれるステーションへ変更することにしました」と、あっさり変えられてしまった。

 は?

息子様のご意見は確認されたのでしょうか?

 利用者様とご家族ではなく、完全に施設の都合で「他のステーションが受けてくれましたから、明日からは結構です」って…。

 へ?

訪問看護をスタートするまでの準備や手配、スタッフの調整…。

数日間ではあっても、その人を理解しようと努めて緩和ケアに向き合ったのに。

 私達をなんだと思っているのでしょうか?

ご本人・息子様・指示書を出す訪問診療医・私達訪問看護師をひっかきまわさないで欲しい。

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