介護の現実

不審物?

これは、退院直前の話です。 部屋を出る前に、室内に忘れ物があってはいけないので看護師さんと一緒に確認していた時のことです。 今まで病棟の何かだと思っていた黒い物体。それが「これは何?誰のもの?」ということになり、ちょっとした騒ぎに…。
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帰り道

兄が乗った葬儀屋さんの車を「病院のひっそり退院する出口」で送り出した後、警備員さんが「いつもの出口」へ案内して下さいました。息子と娘が一緒でしたが、見慣れた風景が目に入って初めてホッとすることができました。 帰り道、三人で「何か食べないとね」という話になりましたが…。
介護の現実

兄のお迎え

葬儀屋さんへ連絡を入れたのは、病棟の一室からでした。家族が待機する際に使用できる部屋のようで、兄のエンゼルケアが行われている間、私と子供たちはそこで過ごしました。その間に〝素敵な葬儀屋さん〟の社長、Gさんへ電話をしました。 兄をお迎えに来ていただくために。
介護の現実

兄がいなくなって

兄がいなくなりました。 私は何から手を付けるべきか考えなくてはならないのでしょうが、まったく考える気になれないでいます。
介護の現実

兄が亡くなりました

兄が永眠しました。 最期まで、生きることをあきらめなかった強い兄でした。
介護の現実

兄の桜 ~その後~

 以前、兄が購入した桜の盆栽。二本の桜の枝がそれぞれ可愛く花を咲かせていましたが…。 そのうちの一本が枯れてしまいました。 ああ。なんでこんな時に…。
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面会

兄の元へは毎日面会に通っています。 入院の翌日から兄は歩くことができなくなりました。
介護の現実

M先生のお話し

兄が無事入院しました。入院のための何枚もの書類に記入し、いろいろな方からの質問に答えていると、気が付けばあっという間に時間が過ぎていました。退院調整看護師のTさん、病棟医のM先生が病室へ足を運んで下さった時は17時を過ぎていました。
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再び入院 ~其の三~

兄の入院が決定し、受け入れ準備が進む中、兄と私は車で病院へ向かいました。兄がまだ歩けたので、今回は救急車を要請せずに済みました。入院も自分で決めたこと。 その分、同じ入院ではあっても、前回よりは楽な気がしました。ただ、体調は違います。
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再び入院 ~其の二~

 兄の衰弱は誰にも止められず…。いよいよ兄は入院を希望しました。自宅でも点滴を受ける事はできるとY先生は説明して下さいましたが、病院の方がより良い治療を受けられると思ったのか?病院という医療機関に身を置く安心感を望んだのか?ハッキリした本人の話は聞けませんが、それらが入院を希望した要因ではないかと推察します。
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