介護の現実

「余命数日」

 兄が入院した緩和病棟で、M先生に言われた「余命は数日です」という言葉。今まではずっと「わかりません」と言われ続けて来たのに。  
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病院へ

兄は救急車で病院へ向かいました。私は窓が開いていないか確認をしたり、湯沸かしポットの電気を抜いたり、思いつくままに動いていました。兄の履物をもって、部屋の鍵を閉めて病院へ向かいました。
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「入院します」

昨日はY先生に「入院しますか?」と聞かれて、判断できなかった兄。 今日は訪問看護が入りまして…。入院となりました。いや。私が入院を決めました。
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「入院しますか?」

 兄の状況に何一つも改善は見られません。同じような状況で時間は過ぎて行きます。救急搬送が必要な状況になっていない事だけが、ただ一つ「良かった」と言えることかもしれません。
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ぼんやりしています

兄の様子は…悪いです。意識はあります。TVも見ています。だけど集中ができないようで、「う…ん」とか言いながら姿勢を変えています。水分の摂取量も随分と減りました。
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兄を移動させるには

ここの所、兄の体調が下降気味となっていることは今までにもお伝えしてきました。それが心配で、ここの所毎日顔を出しているのですが…。アパートにお邪魔したところ、トイレで動けなくなっている兄を発見!
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まりぃさんは笑っています

暫くずっと、兄のことばかりになっています。だから、今回はまりぃさんのことを。まりぃさんの方は相変わらずコロナの感染予防の為、面会はできない状況が続いています。 だけど、私にできるまりぃさんの介護であるところの「お支払」や「マスクのお届け」に行ったときに伺ったまりぃさんの様子です。
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体重が減っています

兄が在宅療養へ移行となる前、入院中の体重は85㎏だったそうです。 それが今、体重は70,4kgへ減少しています。14,6㎏の兄の身体が消えてしまったのです。体重減少に歯止めをかけることができません。癌という病気は本当にひどい病気です。
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代替療法について

今回はちょっと前の話になります。まだ兄と車で出かけられていた頃。 兄に「代替療法を考えたことって、ある?」と聞いてみたときの話です。
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まりぃさんに会いたいか?

 兄は時々台所に物を取りに行く以外には、殆どを自室内で過ごすようになりました。またそのほとんどの時間はベッドの上で横になって過ごしています。 そんな時間が過ぎる中、私は兄に聞きました。「まりぃさんに会う?」
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