介護の現実

認知症カフェに誘われて

あなたは〝認知症カフェ〟をご存じですか?「ご存じどころか、定期的に利用しています!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。 私も「まりぃさんと一緒に行ってみない?」と勧められたことがあります。だけど、その時は参加しなかった(できなかった)のです。それはなぜだったのでしょうか。
在宅介護

母の教え

私が子供達に言い聞かせたこと。それは「大きな災害が起きたとき、もし家から離れたところにいたとしたら、決してまりぃさんのために無理をして帰ろうとしてはいけない。」ということ。その真意についてお伝えします。
在宅介護

“おうちで避難”という選択

もし今、大きな災害が起こったら。まりぃさんと私は、どこでどうやって過ごすことになるのでしょう?前回の<まりぃさんはどこへ逃げればいい?>では、なぜ指定避難所へまりぃさんを連れて行きたくないのかを考えてみました。では〝在宅避難〟という選択をしようと考えたときに、果たしてそれは叶うのでしょうか?
在宅介護

まりぃさんはどこへ逃げればいい?

地震や台風、津波や河川の氾濫、土砂崩れなど、非難をして身の安全を守ることが必要となる災害は、いつ起こるかわかりません。認知症を患うまりぃさんは身を守るために、どこに避難すべきなのか?そもそも避難をするべきなのか?認知症家族を介護する私に、今から何ができるのかを考えてみたいと思います。
母の介護

まりぃさん、夫との別れ。

今回は私の父が誤嚥性肺炎で逝った際、まりぃさんへの対応をどうしようかと考えたときの話です。 まりぃさんへ、自分の夫が亡くなろうとしていることを伝えるべきか、黙っておくべきか。葬儀の時、参列させるべきかしない方が良いのか?そして妻としての立場や尊厳をどのように支えるか。いろいろ迷った結果です。
介護の現実

段階と寿命

今、訪問看護の仕事の取組みとして、認知症についての理解を深めるプロジェクトに参加しています。 お勉強のために、ちょっと見ていた認知症の段階評価にまりいさんを当てはめてみて気が付いた衝撃の事実!それはいったいなんだったのでしょうか?
在宅介護

分かっていることを求められる苦しさ

 今日仕事が終わって、ふと考えたこと。人と人って、分かり合うことがこんなに難しいのに、どうして介護をする家族には当たり前のように求められるんだろう?ということ。 家族が何をどれくらい食べて、飲んで、排泄をして。いつ眠って、いつ起きて。夜中に何回トイレに行ったか?いつ、どの薬を内服したか。痛みや不快はどれくらいの強さなのか?「そんなの知らない」って言えたら…。どんなに楽だろう?
在宅介護

まりぃさんのフットケア

 今回は足のお手入れの大切さについてのお話です。食い込みの強い巻き爪や皮膚のただれ、外反母趾、胼胝(タコ)や魚の目・かかとのパックリ割れ…。そばにいてもなかなか気が付かないけれど、実は〝足はトラブルの多発地帯〟。トラブルは早く発見して、対応するのが介護する側にとっても大切なんです。
在宅介護

幻覚による呪いはいつまで効くのか?

実は私、過去に人から呪いの言葉をかけられたことがあります。だけどそれから15年程たっていますが、この通り元気です。 そして、その人のことが忘れられません。これはやはり呪いにかかっているのでしょうか?
在宅介護

運転免許の自主返納が難しい場合

前回は<免許証の返納について>で、免許証を手放すことを嫌がる親に、自主返納を促すために何かできることはあるか?また、勝手に家族が返納しちゃうことはできず、本人の意思が必要だとお伝えしました。そして今回は「とにかく事故を起こす前に、何とかできないか?」という皆様へ、「安全相談窓口」についてお伝えします。
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